こんにちは、渡辺佐智です。
先日は富士山へ。
6年連続おいでいただいているO夫妻と登って来ました。
2日目の朝は天気に恵まれ、遠くは槍ヶ岳まで望むことができましたよ。
山頂直下。朝の強い光は空をより青くみせる。 |
今回は、登山は吉田ルート・下山はプリンスルートという行程です。
雲海散歩 |
「毎年富士山に登るのはなぜですか?」という私の質問に、
「毎回違うんですよ。」と答えられたのが印象的でした。
私も同じように思います。
さて、下山時、大きな落石がありました。
宝永火口を通過中、上部から石がぶつかり合う大きな音が聞こえ始めますが、
雲に覆われていて石の進路が把握できません。
その時、私たちはボトムの少し高い位置にいました。
他にも登山者、トレイルランナーや観光客がたくさんいる中でのできごとです。
雲の下へ転がりでて視認できた落石は50cm~1m前後のものが10個以上。
砂煙をあげて、私たちから200m程離れた登山道へ向かっていくのが見えます。
幸い登山道の手前で落石は止まり、怪我人も出ず事なきを得ました。
ほんの数分のできごとです。
見えない上部の危険(落石だけでなく、鉄砲水や火砕流も)には地形の把握が大切です。
落石の進路の予想、休憩場所のリスク認知、退避場所の確保。
そんな時、2万5千分の1地形図はとても役にたちます。
←山頂の久須志神社にて、大きな御朱印!
それでは、良い山行を!
今週のやまのさちは「サングラスの役割」です。
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