山の資料整理、どうしてますか?
山小屋でもらったすてきなパンフレットや、山麓の季節の情報、おいしいお店や
源泉かけ流し温泉のお知らせ。
登山から帰宅すると、紙が増える。
全てデジタルで管理している!という方もいるでしょうね。
私はというと、アナログ派なので気になった情報はだいたい紙で持ち帰る。
厳選して、できるだけ増やさないようにしてはいるのですが、
現地に行かないとわからない情報は、どうしてもあとで紙で見たい。
紙を手に持って読んだ方が、内容が頭に入るという構造になっている昭和の人間だ。
ただ持ち帰っただけでしまい込んでは、役に立たないどころかゴミになってしまう。
どうしたら、次の登山の参考資料として役立てることができるのか。
そんな私の山の資料整理の移り変わりはこんな具合だ。
▼縄文時代
1.靴箱
最初は、紙の量も少なく、帰ったら、全部同じ靴箱にためていた。
そこだけ探せばいいので、覚えている資料はなんとなく見つかる。
そのうち、靴箱の上に他の物が置かれ、埋もれていった。
▼飛鳥時代
2.茶封筒
茶封筒に山や山域の名前を書いて、資料をいれて、本棚に並べる。
見やすいところにおいたのはいいが、探しづらくて取り出しにくい。
そのうち、一つの山の資料が複数の茶封筒に分散して、行方がわからなくなる。
▼安土桃山時代
3.クリアファイル
「見えないのが問題だ」と思い、せっせと見える化。
ところが、後から順番を入れ替えられないので、日付順になり、
後から探すのが大変。
そのうち面倒になり、ファイルから紙が溢れていった。
▼江戸時代
4.キングジムのファイル
これなら、後から並べ替えも簡単だし、インデックスもざっくりつけて
後から分けてもつかいやすい。
はずだった。中身が増えるにつれて重くなり、ビニールのページの管理に
けっこう手間がかかる。
そのうち、後でしまう分として、ビニールのページに入れただけの資料が
増えてくる。
▼昭和時代
5.キングジムのフォルダ
山や山域や県ごとのインデックスの台紙に差し込むだけ。
インデックスをしばりすぎないで、ざっくりにするのがポイント。
しまうのも、探すのも簡単!
というところに、落ち着きました。
左から、靴箱、茶封筒、クリアファイル、キングファイル、キングフォルダ
登りたい山を探すのに、今までもらってきた資料から探すといいプランになりますよ。
地味な内容にお付き合いいただき、ありがとうございました。
どうぞ、春を満喫してお過ごしください。