こんにちは、渡辺佐智です。
先週は3月11日をむかえ、防災について考える機会がありました。
そこで、自分の防災計画を振り返ってみました。
私は山道具をたくさん持っているし、少ない装備で何日も過ごすこともできるので、
何かあってもなんとかなるだろうと思っているのですが、疑問をもつ機会は大事にしたい。
まずは、防災用品リストを見てみました。
自分の持っている装備でなんとかなりそうでピンときません。
強いて挙げるなら、避難が長引いた時に携帯トイレが足りなくなりそうだから買い足しておこうかな、くらいです。
何か違うと思い、自分の得意な方向から考え直してみました。
防災計画は、山行計画と似ている。
防災計画は受け身で、山行計画は自ら外に出ていくという違いはありますが、
“予期せぬことに備える”というところが一緒です。
では、何に備えるのか。
地震、火事、水害、避難、滑落、遭難、落石、雪崩、怪我。。。
と並べてみると、
・一番、命の危険が高いこと
・一番、曝されている時間が長いこと
このふたつを対策していけばよさそうです。
そこで家の中を振り返ると、ありました。
寝室にある背の高い本棚。
無防備に寝ている時間に、地震がおきたらこれは危ない。
危ないところで睡眠なんて、山では考えられないですよね。
(ハイレベルのクライマーはあえてリスクをとる場合もありますが)
これは転倒防止対策しなければ。
と、少し乱暴なまとめですが、そんなことを考えた先週でした。
新潟県警の山岳救助 |
では、良い日をお過ごしください。
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