先日、ある川の源流から海まで歩いてきました。
鳥のさえずる森を出発すると、せせらぎの軽やかな音が聞こえてきます。
小さな穴がたくさん並んでいる土壁がありました。
森に住むカニの団地だそうです。留守かな。
水は集まり小川になり、木漏れ日の緩やかな傾斜を流れていきます。
傾斜が小さくなると、水は分散して広がり、
地中に含まれる地下水が増えて、湿地ができます。
湿地のところどころには水が溜まり、カエルがコロコロと鳴いています。
黒い水たまりをよーく覗くと、黒いオタマジャクシのおしくらまんじゅう。
水は低いところへ旅を続け、海へ着きます。
静かな湾で海水と混じり合い、そこで干潟ができました。
引き潮で現れるカニたちは縄張りや求愛のためにハサミを振って踊ります。
カニダンスと言うそうです。
と、ここまでのコースタイムは、40分。(笑)
場所は神奈川県三浦半島の「小網代の森」。
▼神奈川県ホームページ「小網代の森」の案内
あんまり楽しかったので、2時間かけて歩きました。
小網代湾で生き物を探し中 |
花冷えの日、あたたかくしてお過ごしください。
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