こんにちは、渡辺佐智です。
尾瀬ヶ原は水芭蕉の季節です。
先週末は気持ちよく晴れて、暑すぎず最高の天気でした。
まだ可愛いサイズの水芭蕉も咲いていて、池塘ではアカハライモリがぷかりと浮かんで日光浴。
と、いい一日だったのですが、ヘリコプターが飛び救急車がサイレンをならしていました。
ほとんど木道歩きで入山者も多く、事故が起きる要素は少なそうな尾瀬ですが、
この時期、週末は高確率で事故が発生します。
なぜか。
尾瀬保護財団がだしている傷病事故統計(平成25年度)を見てみましょう。
・年に90件の事故が発生しており、そのうち77件は負傷
・全体の70%は、鳩待峠から山ノ鼻、尾瀬ヶ原内で発生
・発生事故全体の85.6%は、木道での転倒・滑落
ほとんどが同じ内容の事故です。
多いパターンは2つ。
■カメラのファインダーを覗いたまま木道を歩き、踏み外す。
■濡れている木道で急いで、滑って、木道から落ちる。
そんなことは自分はしない、と思っていても何か拍子に急いだりすることは人間誰しもありますよね。
地面から3m程高いところにある木道もあります。
落ち方によっては、木道にあたってばっさり切れて流血、それから骨折なんて場合もあります。
ぜひ、時間の余裕をもって、尾瀬ヶ原を堪能してください。
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